全日本実業団対抗女子駅伝は15日、宮城県松島町中央公民館前~仙台市陸上競技場の6区間、42・195キロで行われる。

 積水化学は今季3選手が国際大会代表となり、デンソー、ダイハツ、第一生命の“3D”と遜色ない戦力だ。日本選手権5000メートル優勝の尾西美咲がモスクワ世界陸上に出場。10月の東アジア大会は松崎璃子が5000メートルで、清水裕子は1万メートルでそれぞれ優勝した。「優勝を狙うなら先行策しかない」(野口英盛監督)と、この3人を1~3区に並べる。清水以外は駅伝では不安定だが、トラックのスピードを生かすことができれば不気味な存在となる。