日本選手団の原田康弘監督(58=日本陸連理事、強化委員長)は18日、陸上の世界選手権モスクワ大会を総括した。目標とした「メダル1、入賞5」を上回る成績に「選手が高い目標をもって大会に臨んでくれた」と喜んだ。今大会の成績に伴い、男子競歩20キロで6位入賞の西塔拓己(20=東洋大)は強化費が支給される強化競技者ランクでシルバー(年間500万円)に、女子マラソン銅の福士加代子(31=ワコール)はシルバーからゴールド(同1000万円)に格上げされることになった。