<全国高校バスケット選抜優勝大会:岐阜女108-49鹿児島純心女>◇女子1回戦◇23日◇広島グリーンアリーナ

 今年の国体を制した岐阜女(岐阜=21年連続21回出場)が、鹿児島純心女(鹿児島=3年連続4度目出場)に、100点ゲームで圧勝した。

 岐阜女はセネガル人留学生のセンター、ロー・ヤシン(2年=185センチ)とディヤイ・アイダ(3年=178センチ)の出来が立ち上がりはいまひとつだったが、次第に調子を上げると総合力で得点を重ねた。鹿児島純心女は大原美海(2年)の3点シュートなどで反撃したが、平均身長6センチ以上の差をはね返せなかった。第1Qは23-14、第2Qは31-20で、前半だけで20点の差がついた。

 高さが目立つ岐阜女だが、持ち味はディフェンス。スティールや相手のミスを誘うプレーを見せ、その後のオフェンスで着実に加点した。第3Qは32-7と圧倒。第4Qも22-8とし、合計得点を100点に乗せた。