<全国高校バスケット選抜優勝大会:若松商85-79出雲北陵>◇男子1回戦◇24日◇広島グリーンアリーナ
初出場の若松商(福島)は、出雲北陵(島根)を下した。
若松商が終盤の勝負どころで冷静に得点を重ね、ウインターカップ初勝利をもぎとった。第1クォーター(Q)から最後まで一進一退の展開も、阿部哲也監督(38)が「接戦では負けたことがない」というように選手は落ち着いてプレー。最後は4点リードの場面でPG遠藤洸主将がフリースローを2本沈め、試合を決定づけた。
なかなか突き放せなかった。もともと攻撃と走力に自信があるチーム。SF川島蓮の多彩なシュートや速攻で点を重ねても、相手に外角シュートを次々決められた。C矢沢直斗のファウルトラブルも響いた。第2Q途中で3つになりベンチへ。川島と並ぶリバウンドと得点の要だけに「直斗がいればもっと楽だったのに」と司令塔の丸山将弥(いずれも3年)。矢沢も「みんなに迷惑かけました。明日はしっかりやりたい」と反省しきりだった。
目標はベスト8。次戦でぶつかる沼津中央(静岡)は平均身長も上回る強豪だが気後れしない。大会1週間前には大学王者の東海大と練習試合をした。体格、技術ともに高いレベルの戦いを経験しただけに「それと比べれば」(川島)と余裕もみせる。得意の走るバスケで、番狂わせを起こすつもりだ。【高場泉穂】


