<世界柔道>◇27日◇パリ・ベルシー体育館

 男子で2連覇を狙った100キロ級の穴井隆将(天理大職)ら重量級の日本勢4選手は全員が敗退し、今大会の日本男子のメダルは個人7階級で金2、銀2、銅1だった。

 穴井は1、2回戦を一本勝ちしたものの、3回戦でイラクリ・チレキゼ(グルジア)に一本負け。高木海帆(東海大)は初戦の2回戦で敗れた。

 100キロ超級では、5度目の出場の鈴木桂治(国士舘大教)がモハマドレザ・ロダキ(イラン)との3回戦で敗退し、昨年の無差別級王者、上川大樹(明大)は1回戦で姿を消した。

 女子78キロ超級で昨年の覇者、杉本美香(コマツ)が順当に準決勝に進んだ。世界ランキング1位の田知本愛(ALSOK)は準々決勝で北京五輪金メダルの■文(中国)に敗れ、敗者復活戦に回った。※■=人ベンに冬の二点がニスイ