岡谷工は目標の3回戦進出は果たせなかった。東京の攻撃力に屈し、68点差の完敗だった。

 前半18分までに5トライを許した。20分にFB竹花凌(3年)のトライで反撃ののろしを上げたが、そこまで。後半も5トライを許し、無得点に封じられた。「相手が大きくコンタクトも強かった」。プロップ北原寿哉主将(3年)はうつむいた。

 もっとも、爪あとは残した。1回戦(28日)は名護を22-21で破り、6大会ぶりの初戦突破を果たした。2回戦は憧れの第1グラウンドでプレー。「1回戦を突破したから、ここ(第1グラウンド)でできた。うれしかった」と北原主将。花園2勝は後輩に託す。