仙台育英(宮城)は追撃及ばず、Bシードの中部大春日丘(愛知)に敗れた。

 初戦の相手に対して2戦目の優位性を生かせず、Bシード校に一泡吹かせることはできなかった。12点を追う後半終盤、U-18日本代表候補のSH村上陽平(3年)と左WTB千葉真之亮(2年)の連続トライで2点差まで迫ったが、あと1歩及ばなかった。60メートル超の独走トライも許したフッカー小林壮史主将(3年)は「ターンオーバーにディフェンスの反応が遅れてしまった。自分たちの力不足」とうなだれた。丹野博太監督(51)は「ミスはある。プランはプランで定石通りにはいかない。力は出してくれたと思う。ちょっとしたこと。それを下級生が分かっているかどうか」と新チームに期待した。