ロシア・スケート連盟は12日、引退を決めた女子で2014年ソチ冬季五輪団体金メダリストのユリア・リプニツカヤのインタビューを公式サイトで公開した。引退の理由を「99パーセントが健康問題だ」とし、拒食症が克服できなかったためとした。

 19歳のリプニツカヤは「まだやりたいことはたくさんあったが、そんな考えはすぐに消えてしまった」として、ソチ五輪後の3年間は拒食症が続いたと告白。「21世紀の病気だが、残念ながら全ての人が克服できるわけではない」と語った。

 将来について「スポーツマネジメントに関わりたい。現在の優先課題は勉強」とし、来年にモスクワ大学の入学試験を受ける予定という。

 ソチ五輪では初採用の団体で地元ロシアの優勝に貢献した。