開幕して男子予選が行われ、6種目合計の個人総合で7連覇を目指した内村航平(リンガーハット)は2種目目の跳馬で左足首を負傷し、4種目目の鉄棒以降を棄権した。

 五輪、世界選手権を合わせた8年連続の世界一を含め、9年間続いた国内外の大会での連勝記録が「40」で止まった。

 3班を終了し、個人総合で白井健三(日体大)が合計85・697点で4位につけた。前回2015年大会2位のマンリケ・ラルドゥエト(キューバ)が86・699点でトップ、リオデジャネイロ五輪銀メダルのオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)が85・431点で5位。3日の最終4班の結果で順位が確定する。

 種目別で白井が15・766点の床運動、14・949点の跳馬で首位に立った。安里圭亮(相好ク)が跳馬で3位、宮地秀享(茗渓ク)が鉄棒で6位。谷川航(順大)が平行棒で10位。あん馬の亀山耕平(徳洲会)は予選敗退が決まった。

 今年は団体総合がなく、個人総合と種目別のみで争われる。男女ともに予選で個人総合は上位24人、種目別は各種目の上位8人(いずれも各国・地域最大2人)が決勝に進出する。