男子は鎮西(熊本)が洛南(京都)を3-0(25-21、25-21、25-23)のストレートで下し、21大会ぶり3回目の優勝を飾った。

 鍬田憲伸(3年)、水町泰杜(1年)のダブルエースが高い打点からパワフルなスパイクで得点を重ね、昨夏の全国総体に続く2冠を達成した。

 洛南は13大会ぶり2回目の優勝を逃した。

 鎮西・畑野久雄監督(72)の話 震災の影響で1年生が(自校の)体育館で練習したことがなく心配していましたが、キャプテンの鍬田を中心によく頑張ってくれました。いい選手たちに恵まれました。応援、ありがとうございました。

 鎮西・鍬田憲伸主将の話 主将として、エースとしてこれまでチームに迷惑ばかりかけてきました。地震で練習場がなくなって、多くの人たちに支えられてきました。春高で何とか恩返しをしようと頑張ってよかったです。厳しく指導してくださった畑野先生のおかげです。感謝しています。