男子プロバスケットボールBリーグのレバンガ北海道は13日、18-19シーズンの新監督としてブラジル人のホゼ・ネト氏(47)との契約基本合意を発表した。ネト氏は同国リーグの強豪フラメンゴを12~16年に4連覇に導くなどクラブチームでの指導実績に加え、オリンピック(五輪)で2度、世界選手権で3度、同国代表の指揮官も務めた。

 昨季まで3季指揮を執った水野宏太氏(35)の後任選定を進めていた清水貴彦チーム統括(43)は「強豪国のトップリーグ及び国際経験も豊富。(チームに)新しい風を吹かせてくれる」と期待。ネト氏からは「関わる全員がそれぞれの役割を果たすことにコミットすれば、大きな影響力を与えられるクラブになれると確信している」と談話が出された。

 ◆ホゼ・ネト(Jose・Neto)1971年3月16日、ブラジル・サンパウロ州イタペティニンガ生まれ。サンパウロ大出身。01年に同国クラブチームで指導者となり、18年まで1シーズンも途切れることなく6クラブで監督を歴任した。五輪は12、16年大会、世界選手権は06、10、14年大会、U-19世界選手権は07、11年大会で指揮を執っている。