世界ランキング19位の大坂なおみ(20=日清食品)が、日本女子では全米、4大大会とも初の決勝進出を成し遂げた。準決勝で同14位のマディソン・キーズ(23=米国)を6-2、6-4で下した。
16年の3回戦で最終セットを5-1とリードしながら逆転された因縁の相手を、我慢のテニスでストレートで雪辱した。第1セットの第4ゲームで4度のブレークピンチをしのぐと、第5ゲームで迎えた初のブレークチャンスをものにし、その後5ゲームを連取して第1セットを先取した。
この勢いで第2セットの第1ゲームをブレーク。第2ゲームは6度のブレークピンチをしのぎ8度目のジュースで粘り強くキープ。このリードを守って勝利を手にした。
決勝ではあこがれの同26位のセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)と対戦する。「セリーナとどうしてもやりたかった」と、通算13度あったブレークピンチをしのいで大舞台にたどりついた。試合中は笑顔を見せなかったが、インタビューでは笑顔満開。スタンドの母親に「ママ、やったよ」と声をかけ、日本語のインタビューでは「すごく疲れた。走った。すごく頑張りました」と笑わせた。
大坂は1回戦で同146位のラウラ・シグムント(ドイツ)を6-3、6-2で下し、2回戦は予選勝者で同162位のグルシュコ(イスラエル)を全く相手にせず、6-2、6-0のわずか50分でストレート勝ち。3回戦では同33位のサスノビッチ(ベラルーシ)に6-0、6-0の50分で完封勝ち。4回戦では同20位のサバレンカ(ベラルーシ)を6-3、2-6、6-4の2時間1分で下し、自身初の4大大会8強入り。準々決勝では同36位のレシア・ツレンコ(ウクライナ)を6-1、6-1で下し、日本女子初の4強進出を果たしていた。
日本女子では沢松和子が73年全豪、伊達公子が94年全豪、95年全仏、96年ウィンブルドンで4強進出している。


