国際スポーツクライミング連盟は16日、都内で総会を開き、20年東京五輪の選考は、8月の世界選手権(東京・八王子)のみでは全選手の決定はないとの方針を示した。

あくまで11月の五輪予選(フランス)、20年6月のアジア選手権と全ての選考会終了後に各国の連盟、NOCが決定するものとした。8月の世界選手権の複合で上位7位以内に入れば最大2人が個人の「五輪出場資格」を得ることができるが、即内定とはならない。層の厚い日本では、各選考大会で資格を獲得した選手が五輪出場最大枠の2人を超え、日本協会の選考を経ての決定となる可能性がある。