6月の任期満了で退任を表明した日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)の後任に、柔道五輪金メダリストでJOC常務理事の山下泰裕氏(61)の就任が確実な情勢となったことが5日、関係者への取材で分かった。これまで既に関係幹部へ同職受諾の意思を伝えていた。
山下氏は現在、JOC選手強化本部長を務めているが、会長職との兼任は困難とみられ現在、後任を検討している。全日本柔道連盟の会長職は兼務できるとみられており、続投する方向で調整している。
今後の焦点は任期。既に国際オリンピック委員会(IOC)委員を辞任した竹田氏に替わり、日本側が同委員に山下氏を推薦するには、1期2年のJOC会長を複数期、務める必要があるとの見方が強い。ただ、山下氏はまず20年東京五輪の成功が最重要課題との考えが強く、2期目以降の展望は不透明。IOC委員推薦への安定政権確立は今後の調整課題となる。
新会長は7月、新理事による理事会の互選で決まる。専務理事などの重要ポストに外部人材を登用する検討もなされている。


