「KONAMIバスケットボールクリニックin秋葉区」が8日、新潟市秋葉区総合体育館で行われ、B1新潟アルビレックスBBの4選手が指導した。講師役はPG山口祐希(32)、PF高橋浩平(23)、PG森井健太(23)、SG/SF今村佳太(23)。山口が指導を進行し、他3選手が実技で手本を示した。参加者は秋葉区内の3チーム、B1新潟のスクール生ら71人でドリブルとシュートを学び、新潟選手と5対2のゲームも楽しんだ。

前所属のB2茨城ロボッツでスクール担当の経験がある山口の指導は遊びの要素がたっぷり。ランニングは1対1で向き合い、山口が偶数の数字を叫んだら、一方が逃げ、他方が追い、奇数ならその逆になる形だ。「5×5」など、一瞬の判断が難しい“数字”も飛び出して、子どもたちは楽しみながら走った。

全員がドリブルをしながらほかの選手のボールを奪うトレーニングでは、新潟の選手はボールを取られないように状況を見渡す視野確保の重要性を伝えた。参加した金津BBCの高塚翔大君(金津小4年)は「楽しかったし、勉強になった」と満足そうに約2時間のクリニックを振り返っていた。