前試合を休養で欠場したウィザーズ八村塁(21)は、ホークス戦に先発した。トータル約32分の出場で、両チーム最多の25得点、9リバウンド、1アシスト、2ブロックを記録し、76-71の勝利に貢献した。

第1クオーター(Q)開始2分、ゴール正面からフェイントを入れ、チーム初得点を奪った。その後は相手に対して厳しいディフェンスで貢献。13-22で第1Qを終えた。

第2Qベンチスタートの八村は残り6分から出場。。第1Q同様ディフェンスからチームのリズムを作り、点差を詰めていった。残り1分には右サイドでボールを持つと相手をかわしてシュートを決めた。終了間際には相手反則で得たフリースロー2本をしっかり決め、32-34で前半を終えた。八村の前半は約16分出場で6得点、4リバウンド、1ブロックだった。

第3Qもスタートから出場した八村は約8分間出場。開始早々相手に押されながらレイアップシュートを決め、バスケットカウントを獲得した。さらに残り8分、ゴールまでの距離が長くなったことでなかなか決めることができなかった3点シュートを今大会初めて成功させた。後半にはさらにもう1本成功。ディフェンスでも自陣ゴール前で背後から相手のシュートを豪快にブロックするなど、存在感を見せた。

第4Qは残り8分から試合終了までプレー。出場後すぐに味方からのパスをゴール下でジャンプしながら受け取り、そのままシュートを決めた。その後も立て続けにシュートを決め、チームに勢いを付けた。

ウィザーズは2勝2敗となったが、決勝トーナメントには進めず、今後は下位チーム同士の対戦に回る。