萩野公介(25=ブリヂストン)が、200メートル背泳ぎに登場した。スタートから先頭に立って、前半の100メートルをトップの54秒71秒でターン。2位以下をぐんぐんと引き離して、1分52秒82の1着でフィニッシュした。

昨年12月の東京都シニア大会同種目でマークした1分53秒31からタイムを0秒49縮めて、納得の表情を見せた。「昨日よりはパリッとした動きができた。バサロを打つタイミングとか練習で意識していることもできた」と手応えを口にした。

100メートル自由形は45組で登場。49秒30の同組2着。同組トップは江原騎士の48秒17で、萩野は全体3位だった。

11日には新年初レースとして、得意の400メートル個人メドレーを泳いでいた。タイムは4分6秒13で「のべっとした動きになっていた」と話していたが、最終日はしっかりと修正した。

なお日本記録は、200メートル背泳ぎが金子雅紀の1分48秒25、100メートル自由形が中村克の46秒22となっている。