Bリーグは11日、新型コロナウイルスの影響で14日から4月1日までのB1、2リーグ戦を無観客で行うことを発表した。
これに伴いB1新潟アルビレックスBBは14、15日のホーム琉球戦(アオーレ長岡)から4月1日のアウェー川崎戦(川崎市とどろきアリーナ)までの5節・8試合が無観客の対象試合になる。
チームは無観客試合初戦・琉球戦に向けた練習を今日12日から行う。
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無観客試合が決定し、新潟の小菅学社長(46)は「中止は避けられたが、試合を行っているのに見てもらえないというのは、支えてくださっているファンやスポンサーの皆さんに申しわけないです」と話した。10日の理事会で無観客試合と中止の2つに、今後の対応が絞られていた。その中で当面の無観客試合が決まった。
ネット中継は行われるため、11日、東京都内で行われた会見で大河正明チェアマン(61)は場内MC、BGMの演出を通常通りに行うよう希望。球団もそれに沿って、演出確認など準備を進める。
2月26日に、3月11日までのリーグ戦の延期が決定後、選手は再開に向けて練習を重ねてきた。PG五十嵐圭(39)が「この期間をチームのスキルアップに当てたい」と言うように、実戦形式のメニューに重点を置いて調整してきた。「中止ではなく延期」と庄司和広監督(45)はモチベーションを維持させてきた。「準備はできているはず。こちらからあらためて言うことはない」。小菅社長も期待をかける。
新潟は無観客対象期間中、琉球戦、川崎戦(25日)の3試合(2節)がホーム開催。それ以外に3月はホーム戦4試合(2節)が延期になった。「3月だけで損失は数千万に上る」(小菅社長)と痛手を負う。そんな中でもSNSで選手のインタビューを配信するなど情報発信をしてきた。無観客でもファンを思う気持ちに変わりはない。
9年前の3月11日は東日本大震災が発生。当時bjリーグの新潟は、長岡市民体育館での仙台戦を翌日に控えた準備中に中止が決まった。「不可抗力の事態の中、我々が本来すべきこととは何か。あらためて考えされられる」と話した小菅社長は、「決まったからにはやるだけ。残留プレーオフ圏脱出だけでなく、チャンピオンシップ進出を目指す」とチームの奮起を期待した。【斎藤慎一郎】


