バスケットボールB2の仙台89ERSに新加入した鎌田裕也(30)が10日、練習に初合流した。前日9日にB1川崎から移籍した身長197センチ、体重112キロのビッグマン。外国人選手に負けない体格とフィジカルを武器に、ゴール下から仙台を支え、B2優勝への大黒柱となる意気込みだ。新加入選手は、B1のA東京から期限付き移籍した笹倉怜寿(22)に続いて2人目となった。

福島・いわき市出身で湯本(福島)から大東大(東京)に進学し、東芝に入団。昨季までは、Bリーグ発足で誕生した川崎でプレーしていた。自身初の移籍でB1からカテゴリーは落ちたが、鎌田は「挑戦する気持ちで来た。昨シーズンの仙台は惜しいところでB1昇格を逃したので、今年こそはという思いは強い。そこに自分も加わって、B1昇格を目指してプレーしたいと思った」と力を込めた。桶谷大ヘッドコーチ(42)は「得点を取るまでの過程で、スペースを作ったり、ディフェンスやリバウンドを取るなどの部分が秀でている選手。得点でもスリーポイントの(成功)確率も高い」と、内外から得点を狙える大型選手に期待した。

B2に移籍したことで、地元の福島や山形、青森などの東北クラブとの対戦経験が増える。鎌田は「地元でプレーができるのは楽しみ。東北出身の選手として、東北に元気を与えられたら」とリーグ開幕を楽しみにした。【相沢孔志】