大坂も帰ってくる! 女子テニスで、18年全米、19年全豪優勝、元世界女王の大坂なおみ(22=日清食品)が、8月31日から開催予定の全米オープン(ニューヨーク)に出場すると16日、日刊スポーツにコメントを寄せた。

「今のところ、全米でプレーをする予定にしています」と、まず出場の意向を表明。続けて、「ただ開催することが安全で、(新型コロナウイルスの)第2波が見えないことが前提です」と、2カ月先の状況を案じた。

全米オープンの主催者である米国テニス協会は17日に会見し、正式に開催を発表予定だ。大坂は「開催に向けて尽力した米国テニス協会に本当に感謝します」と、同協会をねぎらった。

しかし、大坂とは反対に、女子でも世界1位のバーティ(オーストラリア)、同2位のハレプ(ルーマニア)らは出場を懸念している。大坂は「もし全米でプレーしないという選択をした選手がいても、十分に理解し、それを尊重します。非常に難しい決断だからです」と、彼女らを気づかった。