ラグビーのトップリーグ(TL)NTTドコモは26日、大型補強を発表した。

19年W杯日本大会で優勝に大きく貢献した南アフリカ代表WTBマカゾレ・マピンピ(29)が加入。日本代表と戦った準々決勝でも、前半4分に先制トライを決めたトライゲッターだ。スーパーラグビーのシャークスから日本行きを選んだ29歳は「非常に光栄に思っております。昨年の日本でのW杯では、とても素晴らしい思い出がございます。そして、レッドハリケーンズでも、より多くの素晴らしい経験と思い出が残せるだろうと考えております」とコメントした。

さらにはウェールズ代表の経験を持つSOオーウェン・ウィリアムス(28)もイングランドのグロスターから加入。「(NTTドコモの)新ヘッドコーチであるヨハン・アッカーマン・コーチとは、前所属先のグロスターにて指導を受けておりましたので、彼の元で再びコーチングを受けるのは多少の偶然ではありますが、彼が新ヘッドコーチに就任されたことについて非常に興奮しています。また、私はアッカーマン・コーチが好む積極的なアタッキングラグビーについても楽しみにしています」と意気込んだ。

新型コロナウイルスの影響により、第6節で打ち切りとなった20年シーズンは、1勝5敗の16チーム中15位。神戸製鋼に0-97で敗れるなど、課題が多く見えた。年明けに開幕を予定する来季へ、楽しみな顔ぶれがそろった。