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今日の誕生日

伊藤みどり(1969年)→Pick Up!


Pick Up! 伊藤みどり

日本フィギュアスケート界の「レジェンド」が51歳の誕生日を迎えました。

世界を舞台に、数々の偉業、逸話を残した「ジャンプの申し子」。04年、日本人として初めて国際スケート連盟(ISU)の殿堂入り。07年世界選手権時に開催された表彰式では「たった1人の力で全世界の女子フィギュアスケートを新しい世代、そして21世紀へと導いた」と最大限の称賛を受けました。


 
 

女子初のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、女子初の連続3回転ジャンプ、全6種類の3回転ジャンプ、日本人・アジア人初の世界選手権制覇。残した功績は数知れません。

とくに代名詞はトリプルアクセルでした。89年世界選手権で初成功させると、誰もまねできない無二の武器として跳び続けました。その魅力について、こう語っています。

「アクセルは唯一前向きに滑るジャンプ。空気感、におい、風当たりが気持ちよかったりしている。それが魅力。壁に向かって跳ぶので、勇気がいる。でも、風を正面に受けながら勢いよく向かっていく。それが良いじゃないですか」。

天真らんまんで、リンクの上での躍動感も群を抜いていました。91年世界選手権では、ジャンプで勢い余ってリンクから飛び出すという事件も起こし、話題になりました。 関連記事

92年に現役を引退。96年に復帰しますが、1シーズンで再び競技者としては、リンクに別れを告げました。出身地である名古屋からは、その後も数々の名選手が生まれ、日本におけるフィギュア王国となっています。幼少期から交流があった浅田真央選手がソチ五輪に臨む直前には、エールを送りました。 関連記事

現在は北九州市で、子供らを指導しています。


今日の1枚

日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。

2019年4月11日
2019年4月11日

19年4月、世界フィギュアスケート国別対抗戦・男子SPの演技を行う宇野昌磨。


今日の出来事

三原舞依が3度目の200点超えV(2017年)

18年平昌五輪を目指す(神戸ポートアイランドク)が、「げんさんサマーカップ」を3度目の200点超えで制し、シーズン初戦を飾った。国際スケート連盟非公認大会ながら、同年4大陸女王の貫禄を示した。