異例のメダルレース2本で「よしよし」コンビが逆転に挑む。この日、東京オリンピック(五輪)女子代表の吉田愛(40)、吉岡美帆(30=ともにベネッセ)組は合計33点、総合5位で11レースを終えた。

同13点で同1位の同五輪男子代表、岡田奎樹(24=トヨタ自動車東日本)、外薗潤平(29=JR九州)組との20点差を、15日に予定されているメダル決定レースでひっくり返したい。

大会は、コロナ禍でレースが少ない中、少しでも多くのレースを提供したいという理由から、通常1回のメダル決定レースを2回に増やした。岡田も「今まで経験がない」という異例中の異例だ。

11レースの合計点を持ち越すメダルレースは、得点が2倍になるため、点差があっても逆転できるのが魅力だ。それが2回あれば、数字上は大差での逆転は可能になる。吉田も11レースを終え「ようやく2人の意志がスピードにつながってきた」と手応えを感じている。

しかし、岡田、外薗組は11レース中、7レースで1位。2位が3回で、3位が1回と、ダントツの強さを誇る。岡田も11レースを振り返り「思った以上に競らなかった」と余裕の表情だ。「よしよし」コンビがどこまで迫れるか。東京五輪会場で最終日にセーリング・バトルだ。