青木玲緒樹(25=ミズノ)が、渡部香生子(24=JSS)とのライバル対決を制した。予選は青木が全体1位、渡部が同2位で通過。決勝は5レーンが青木、6レーンが渡部だった。

青木は、前半の100メートルを31秒20のトップで折り返した。そのまま逃げ切って1分6秒94で優勝。五輪派遣標準記録1分6秒97を突破するタイムだった。

青木は「後半はもう少し頑張れれば、と思いましたが。強化期間でスピードはでていなかった。スピードを出しつつ、粘れるように。しっかり試合ごとにタイムを上げていきたい」。

昨年12月の日本選手権では渡部にラスト5メートルで逆転されている。青木にとってはリベンジの舞台だった。

渡部は1分7秒36で4位だった。