男子テニスで世界ランキング49位の錦織圭(31=日清食品)が2日、自身の公式SNSを更新し、腰痛のため、今季の活動を終了することを報告した。同時に、出場を予定していた7日開幕のストックホルム・オープン(スウェーデン)の欠場も明らかにした。

錦織は「残念ながら、来週のストックホルムは欠場することになりました。数週間前のサンディエゴオープン前に腰を痛め、それがずっと続いています。(肩などの)けがからの復帰に時間がかかりましたが、このオフシーズンは楽しみにしています。2022年を素晴らしい年にするため、トレーニングをしっかり行いたいと思います。いつも応援をありがとうございます」とコメントしている。

錦織は9月12日に終了した全米後、同27日に開幕したサンディエゴ・オープンに出場予定だった。しかし、現地入り後に腰痛を発症。1回戦直前に欠場を発表し、10月7日のBNPパリバ・オープン(米インディアンウエルズ)まで休養した。同オープンには出場したが2回戦で敗退。同25日開幕のウィーン、11月1日開幕のパリ・マスターズを欠場していた。

今後、日本に帰国し、いくつかのイベントをこなす予定。来季初戦は、ツアー日程が明らかになっていないため未定。まずは、22年1月17日開幕の全豪出場に向け、回復と休養に努めることになる。