日本代表の中部電力が開幕3連勝を飾った。1次リーグ第3戦で米国と対戦。劣勢の終盤から7-6で逆転勝ちした。

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3-2で前半を折り返し、第6エンド(E)でも1点をスチールしたが、流れが変わったのは第7E。スキップ北沢育恵の2投がわずかに狙いを外れ、3点を許した。今大会で初めて相手に複数点を奪われた。

ここから巻き返した。第9E、北沢が男子顔負けの力強いヒット・アンド・ロールで自軍の石を動かす好ショットを見せ、6-6の同点で最終第10Eへ。不利な先攻から、ハウス内に石を集め、再び北沢が2投連続で正確なドローショットを披露。最後は米国のラストショットがミスとなり、1点をスチール。残り2エンドで3点を挙げて、7ー6で逆転勝ち。4人で抱き合って喜んだ。

この日、第4戦で対戦予定だったスコットランドが、複数選手の新型コロナウイルスの陽性反応により棄権となった。次戦は21日午後7時(日本時間22日午前11時)からのドイツ戦になる。