GP第4戦英国大会3位の佐藤駿(18=明治大)は81・59点で3位発進となった。

冒頭の4回転ー2回転のトーループを降り、続く4回転ルッツで転倒があった。「あまり進歩がない演技になってしまった。こっちきてルッツの調子も踏まえて、しっかり締めることはできたのは良かったですけど、回転不足で降りてきてしまったので悔しい」と反省した。

今大会は優勝で初のGPファイナル(12月8日開幕、イタリア・トリノ)進出が決まり、他の選手の成績次第となる2位でも進める可能性は残す。ただ、「正直、いまのところは考えないようにしている。やれることを出し切るだけかな」と無心で挑む。

26日のフリーでも注力するのは4回転ルッツ。「明日の公式練習で戻していきたい。フリーでしっかり巻き返したい」と誓った。

(エスポー=松本航)