全国高校総体Vの福岡第一に挑んだ帝京長岡は53-68で敗れた。強いディフェンスで相手の速さに対抗。PF佐藤拓海(3年)が16得点で踏ん張ったが、2年連続の4強入りを逃した。
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厳しくタイトなディフェンスの応酬だった。強豪福岡第一をロースコアに抑えたが、逆にロースコアに抑えられた。大黒柱Cコネ・ボウゴウジィ・デット・ハメード(3年)が第1クオーター(Q)だけで3ファウル。追い上げ態勢に入る第4Q残り3分55秒に5ファウルで退場した。それでも誰もが勝負を捨てなかった。
PF佐藤が16得点してチームを攻守で鼓舞する。「自分がリングにアタックしてチームの士気を上げたかった」。第4Q残り7分2秒に左ふくらはぎをつる激闘で失点は68点。全国強豪8校が参加し開催されたU18トップリーグで10月1日に対戦した相手。66-92と失点を重ねていただけに守備は成長していた。
「前半は思ったより点が離れなかった」とオフェンスに苦い顔を見せた柴田勲監督(53)もディフェンスは認めた。佐藤がチームをプレーで鼓舞したように、メンバー外の3年生もチームを支えた。今大会仕様の新ユニホームのデザインだ。登録から漏れた3年生がデザインに関わり、色は従来のブルーから濃紺に、Vネックから丸首にマイナーチェンジして冬に挑み、準々決勝から使用のメインコートに立った。「仲間が作ったユニホームで『負けるわけにはいかないだろ』と奮起させる」と柴田監督。その狙い通り今夏の全国高校総体王者に食らいついた。佐藤は「来年もメインコートで戦ってほしい」と初Vは後輩に託した。
◆テレビ放送 男子決勝は29日午後1時からテレビ朝日系で、女子決勝は28日正午からBS朝日でともに生放送。


