9月開幕のラグビーW杯フランス大会で初優勝を目指す日本代表に、専門家の“エキス”が注入された。

20日は千葉・浦安合宿の第2クール2日目。世界最高峰の「エベレストを登る」を合言葉に、前回8強から一気に頂を狙うチームは、18日から60代でニュージーランドの登山家ブライアン・ダグさんを招いた。

ダグさんは50歳を超えて本格的に登山を始め、7大陸最高峰を制覇。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(53)と旧知の仲で来日が実現した。

日本は昨秋の活動を「ベースキャンプ」と表現し、標高8000メートル超えの「デスゾーン」をW杯本番と重ねて準備を続けている。

フランカーのリーチ・マイケル(34=東芝ブレイブルーパス東京)は「信頼が山の上では一番大事。ネガティブになると一気に崩れる。そういう話を聞きました」とうなずいた。

初代表のWTB木田晴斗(24=クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)は「どれだけいい関係を築けて、1つのチームで戦えるかが大事」と力を込めた。

過酷な練習を積み重ね、極限を超える集団を作り上げる。【松本航】