全国総体バレーボール女子が来月2日、北海道・釧路市で開幕する。
4大会連続11度目出場の富士見(静岡)が初戦で、3大会連続11度目出場の米沢中央(山形)と対戦。全員バレーで目標の8強進出を目指す。
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春高で味わった悔しさは、総体で晴らす-。今年1月の全日本高校選手権(春高バレー)をコロナ禍で出場辞退したチームが、リベンジに燃えている。3度目の全国総体に臨むエースOH渡辺実羽香主将(3年)は「集大成。先輩の分まで、全員ですべてを出し切りたい」と意欲を示した。前チームからセッターを務める野口優奈(3年)は「司令塔として成長した姿をみせたい」と決意を込めた。
前回大会は予選グループ敗退(1●2青森西)(1●2高知)。昨年から今年にかけて故障者が入れ替わり、ベストの布陣が望めない時期が続いた。県内では結果を出し続けたチームも全国では厳しい戦いを強いられた。甲斐健悟監督(40)は「(ケガ人復帰で)ようやくパズルがそろった感じ。期待したい」と手応えを口にする。
膝のケガから復帰のMB高杉杏梅(3年)もその1人だ。パワーのある速攻が持ち味の背番号3は「上り調子。昨年は緊張で力を出せなかったけど、今年は楽しみ」。初の飛行機搭乗も楽しみにしている高杉は「まずは決勝トーナメントを勝ち抜く。目標はベスト8」と強調した。
ルーキーOH福元さやか(1年)にも期待がかかる。渡辺、OH八田舞花(3年)のダブルエースに負けない存在感を示す1年生は、6月の県総体決勝(2○1三島南)でチーム最多の13得点を挙げて県制覇に貢献。「しっかり準備して全国に臨みたい」。役者がそろった富士見が今夏、北の大地で圧巻のパフォーマンスを見せつける。【山口昌久】


