卓球Tリーグ男子の静岡ジェードが今季20戦中、序盤戦を3勝3敗で終えた。チーム初白星に歓喜する瞬間は第4戦で訪れた。彩たまに3-1。そこから勢いに乗り、次の金沢戦も3-1。第6戦では上位東京に4-0とストレート勝ち。今季序盤を3連勝で締め、勝ち点11で6チーム中3位(試合消化数はチームにより異なる)につけた。このほど本紙の電話取材に応じた監督兼選手の森薗政崇(28=BOBSON)は「できすぎ」と声を弾ませた。

チームは初陣の琉球戦から金沢、琉球に開幕3連敗を喫した。しかし森薗は「ちょっとしたことで結果が変わってもおかしくない試合が多かった」。出場選手らの調子は良く、結果以上に戦えていたことを実感。選手らのポテンシャルをさらに引き出すため「できるだけ多く時間を共有した」という。その結果として3連勝を引き寄せた。

1戦を終えるごと、選手らの細かな改善や修正に取り組んだ。それにこたえたのがエースの1人の松下大星(27=クローバー歯科カスピッズ)だ。シングルスで第4戦から3連勝し、チーム勝利に貢献。森薗は「みんなが120%の力を出してくれた結果」と感謝した。森薗自身、リーダーとして意地をみせ、龍崎東寅(とんいん、24=三井住友海上火災保険)とのダブルスでリーグ唯一の6連勝。自分の選んだパートナーと組むことができる“監督兼選手”が「有利だったと思う」と話した。

国際大会があるため、リーグ戦は来月中旬まで一時中断される。チームは同21日の彩たま戦からアウェーで4戦。その後、11月10日からグランシップ(静岡市)での3連戦でホーム初勝利を目指す。【倉橋徹也】

 

◆加入 チームはこのほど、山形出身の三部(さんべ)航平(26=シチズン時計)の加入を発表した。右シェークの三部は、2015年高校総体男子シングルスで優勝。全日本選手権ダブルスでは同年、森薗とペアで優勝(2連覇)した。20年にも優勝し、本年は龍崎とペアで3位に入賞。背番は「13」に決まった。