ショートプログラム(SP)8位の“ゆなすみ”こと長岡柚奈(18)、森口澄士(21)組(木下アカデミー)がフリーで90・03、合計点135・39点をマークして最下位となる8位となった。冒頭の2回転ツイスト、続く並んでの3連続ジャンプを決めると、大きな歓声が起こった。

長岡は「NHK杯に出られてうれしい気持ちでいっぱい。こうして終えられて良かった」と振り返った。

フリー曲「Space Table Symphony」のテーマは宇宙。壮大なテーマを演じるに当たって、それぞれ過去の演目を研究してきた。

長岡は米国のチョック、ベーツ組の過去演目やキャシー・リード・コーチの動きを参考にしてきた。一方の森口はカナダのアイスダンスカップルだったバーチュー、モイヤー組の「ムーラン・ルージュ」を見て「どういうイメージで観客を盛り上げていくのか」に注目。プログラムの完成度を高めてきた。

開幕前の会見では、森口が今大会けがで欠場となった三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)に触れ「後輩の僕たちが、結果は分からないけど、頑張る姿勢を2人に伝えられたら」と憧れの先輩への思いを口にしていた。

演技を終えた森口は「全力を尽くしたのは尽くしたけど、うまくいったかと言われるとうまくいってないことも…」と省みつつ、実戦ならではの学びを得て「いい姿勢を見せられたのではないかな」とほほえんだ。

結成およそ半年。大舞台で学びを得た2人は「りくりゅう先輩」の背中を追いかける。