今大会3連覇での世界選手権(3月16日から、カナダ・ノバスコシア)出場を狙う女子のロコ・ソラーレが、本橋麻里(37)率いるロコ・ソラーレSを下し、初戦を突破した。

五輪3大会に出場、ロコ・ソラーレの代表理事でもある本橋がサードを務める妹分チームに、貫禄を見せつけた。第1エンドに2点を先制。3-0の第5エンドには、相手が作ったガードをかわす正確なドローショットでハウスにストーンをため、スチールで3点を奪い、第8エンド8-2となったところでコンシード勝ちした。藤沢五月(32)は「すごくいい形で、試合に入れました」と満面の笑みで話した。

11月末のパンコンチネンタル選手権(PCCC)に日本代表として出場。準優勝で世界選手権(3月16日から、カナダ・ノバスコシア)の日本の出場枠を獲得した。「いい大会で、私たちらしく戦えた」(藤沢)と手応えは得たが、この日本選手権で優勝しなければ他のチームに出場枠を譲ることになる。

2次予選で対戦の可能性があるフォルティウスが、北京五輪金メダルのニクラス・エディン(38=スウェーデン)をコーチに招聘(しょうへい)するなど、各チームとも強化を進めており、油断はできない。29日に試合がなく、30日が2試合というスケジュールも、リズムが取りづらい。

それでも「まだ完璧に完成形とまでは、いっては正直まだいないんですけれども、自分たちの求めているロコ・ソラーレらしい完成形っていうものが、増えてきているので、この大会中に、それがさらに磨かれていくような大会にできたらなっていう風に思っています」と藤沢は、今大会への思いを語る。

21日にカナダ遠征を終了。23日に帰国し、藤沢ら3人は1度北見の実家に戻って合流した。「時差ぼけも移動疲れもそこまで残っていなかった」と藤沢。今後の目標を聞かれると「目の前の1試合ずつのために、世界一のパフォーマンスをするためにやってきているので、そこまでオリンピックを気にしてはいませんが、イタリアには行ってみたいなと思います!」と、最後にトーンを上げた。

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