カナダ流ヘアカットで序列を上げる! 

ラグビー日本代表(世界ランク14位)は25日午後2時(日本時間26日午前6時)、カナダ(同21位)との「アサヒスーパードライ パシフィック・ネーションズカップ(PNC)」1次リーグB組初戦(バンクーバー)に臨む。

24日(日本時間25日)は現地で前日調整し、控えSH小山大輝(29=埼玉パナソニックワイルドナイツ)は「前回の(6~7月の)シリーズは(球の)さばきが課題に挙がった。さばきをメインに練習してきました」と意識を高めた。

バンクーバー入り後のオフには、カナダ戦に先発する藤原忍(25=クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、大学生ながら海外遠征に同行する村田大和(19=京産大)、現役時代にトヨタ自動車で活躍したスキルコーチの麻田一平氏(44)と、SH陣の4人で散髪に出かけたという。当初は切らない予定だった小山も最後にオーダーし「自分が一番成功かもしれないです。いつも7-3でラインを入れるのですが、英語(力)不足でラインが、いつもの3倍ぐらいになりましたが…。一平さんは7分で終わっていました」とニヤリ。料金も4000円ほどだったといい「いつも(所属の埼玉が拠点とする)熊谷で切っているけれど、みんなに『変わらないね』と言われました」と笑顔を見せた。

新体制の旗印「超速ラグビー」の鍵を握るのがSHだ。カナダ遠征には23年W杯代表の斎藤直人(26)がフランス1部トゥールーズ移籍で不在で、同代表の福田健太(27=東京サントリーサンゴリアス)も故障から復帰過程。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「(今回は)3人目のハーフを探すのがメイン。小山は(7月の)イタリア戦で先発し、藤原はアタック(攻撃)が強み。ビッグゲームになるし、経験しないと本人も学べない」と口にし、テストマッチに出場することでの学びに期待する。

ベンチから出場機会をうかがう小山も「超速ラグビーを掲げている以上、さばきは絶対に大事。テンポを落とさないように、ハーフでどんどん上げていきたい」と力を込めた。カナダ流のヘアカットで心機一転したSH陣が、異国の地でアピールする。【松本航】

◆日本代表登録メンバー

〈1〉三浦昌悟(トヨタヴェルブリッツ)10キャップ

〈2〉坂手淳史(ゲーム主将、埼玉パナソニックワイルドナイツ)44キャップ

〈3〉為房慶次朗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)3キャップ

〈4〉サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ)5キャップ

〈5〉ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)14キャップ

〈6〉ティエナン・コストリー(コベルコ神戸スティーラーズ)2キャップ

〈7〉下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)6キャップ

〈8〉ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)8キャップ

〈9〉藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)2キャップ

〈10〉李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)14キャップ

〈11〉マロ・ツイタマ(静岡ブルーレヴズ)0キャップ

〈12〉ニコラス・マクカラン(トヨタヴェルブリッツ)0キャップ

〈13〉ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)20キャップ

〈14〉ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)11キャップ

〈15〉矢崎由高(早稲田大)3キャップ

〈16〉原田衛(東芝ブレイブルーパス東京)3キャップ

〈17〉茂原隆由(静岡ブルーレヴズ)3キャップ

〈18〉竹内柊平(浦安D-Rocks)6キャップ

〈19〉桑野詠真(静岡ブルーレヴズ)1キャップ

〈20〉アイザイア・マプスア(トヨタヴェルブリッツ)0キャップ

〈21〉小山大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ)2キャップ

〈22〉立川理道(主将、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)56キャップ

〈23〉長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)10キャップ