フィギュアスケート女子で世界選手権3連覇中の坂本花織(24=シスメックス)が「関西風」で名ミュージカルを仕上げる? 29日、優勝したグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダの開催地から帰国。今季の新フリーはブロードウェーミュージカル「シカゴ」を題材にするが、「ジャンプ以外で踊ってるパートが多い。今までより密なので、まだ慣れてないなという部分がたくさんあります」と反省しながら、演技中の表情に言及した。

「(振り付けの)マリー先生に言われてるのは、『にこっ』という笑顔じゃなくて、何て言うんだろう」とその場で実演。にやりとしてみせ、「不敵?」という結論に達した。

いわく「ジャッジさんをおびき寄せるじゃないですけど。『魅了して、もうバンバン稼いでもらって』みたいな感じで(言われてます)」。悪女が活躍する作品だけに、明るさとは一線を画す表現が求められているようだ。ただ、同時に坂本自身は「関西のノリで意外となんとか…。『いや、いや、いや』みたいな」と思い当たる節もあるそう。「いままで培ってきたものをシカゴの世界に溶け込めるようにやっていきたいなとは思ってます!」とニッコリした。

次戦はNHK杯(11月8日開幕、東京)になる。「できることはまだまだ全然あるかな。修正していく部分はしっかり修正して、ちょっとでもカナダよりいい点数で、いい内容で終われるようにしたい」と表情1つでも模索を続ける。【阿部健吾】