バレーボールの大同生命SVリーグ男子・チャンピオンシップ(CS)準決勝第2戦。レギュラーシーズン(RS)1位の大阪Bは愛知と、2位のサントリーは名古屋と対戦。

【詳細】SVリーグCS準決勝第1戦



サントリー25-16
25-20
25-23
名古屋

◆試合経過

第1セット

第1戦で敗れて後がないリーグ2位通過のサントリーは、セッター(S)大宅真樹、オポジット(OP)ドミトリー・ムセルセスキー、アウトサイドヒッター(OH)高橋藍、アレクサンデル・シリフカ、ミドルブロッカー(MB)鬼木錬、小野寺太志、リベロ(L)藤中颯志をスタメン起用。対する3位の名古屋は、S深津英臣、OPニミル・アブデルアジズ、OH水町泰杜、ティネ・ウルナウト、MBのポジションに、山崎彰都と傳田亮太、L渡辺俊介を起用した。

第1セットはサントリーが序盤から主導権を握った。ムセルスキーの強打でリードを取ると、中盤には高橋藍のライトからのスパイクや、両手でのプッシュなど幅のある攻撃を展開。11-10の場面では、シリフカのスパイクや大宅のブロック、ムセルスキーのサービスエースなど一挙4得点で突き放した。

その後も攻め手を緩めず、シリフカのバックアタックでセットポイントを握ると、最後は相手のサーブがアウトに。サントリーが一方的な展開で、25-16でセットカウントを先取した。

サントリー対名古屋 第1セット スパイクを決めるサントリー高橋(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第1セット スパイクを決めるサントリー高橋(撮影・和賀正仁)

第2セット

サントリーがセットカウントを先取して迎えた第2セットは、前セットの勢いそのままにサントリーが先行した。

得点源のドミトリー・ムセルスキー、アレクサンデル・シリフカ、高橋藍が快調に得点を重ね、小野寺太志の速攻も決まった。9-6の場面では高橋藍が、12-8の場面ではムセルスキーがエースを決めるなど、要所でのサーブがさえわたった。

中盤、名古屋は水町泰斗にかえてキャプテン高梨健太を投入したが、サントリーの流れを止めきれず。ムセルスキーのスパイクでセットポイントとすると、最後もムセルスキーが決め、25-20。サントリーがセットカウント連取に成功した。

サントリー対名古屋 第2セット ポイントを奪い喜ぶサントリーの選手ら(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第2セット ポイントを奪い喜ぶサントリーの選手ら(撮影・和賀正仁)

第3セット

セットカウント0-2と後がなくなった名古屋は、第3セットの頭から主将の高梨健太とリヴァン・ヌルムルキを起用。ニミル・アブデルアジズのブロックやサービスエース、スパイクなどで10-5と、この日初めてリードを取った。

だが、中盤は頼みのアブデルアジズの被ブロックが増加。サントリーはリベロ藤中颯志の好守から流れを呼び込み、後半に3連続得点で18-17と逆転に成功した。

好調のドミトリー・ムセルセスキーが得点を重ね、最後はマッチポイントで相手のスパイクミスで25-23。サントリーがストレート勝ちで、勝負は第3戦へ持ち越しとなった。

サントリー対名古屋 第3セット バックからスパイクを決めるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット バックからスパイクを決めるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット スパイクの体勢からパスを出すサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット スパイクの体勢からパスを出すサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット バックからスパイクを決めるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット バックからスパイクを決めるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット 名古屋に勝利し雄たけびをあげるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット 名古屋に勝利し雄たけびをあげるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット 名古屋に勝利し雄たけびをあげるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット 名古屋に勝利し雄たけびをあげるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット ファンに向かい記念撮影するサントリー高橋藍ら(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット ファンに向かい記念撮影するサントリー高橋藍ら(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット 笑顔で自撮りに参加するサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット 笑顔で自撮りに参加するサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット ファンの声援に手を振って応えるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット ファンの声援に手を振って応えるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット ファンの声援に手を振って応えるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)
サントリー対名古屋 第3セット ファンの声援に手を振って応えるサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁)


大阪B16-25
25-22
25-15
25-27
12-15
愛知

◆試合経過

第1セット

レギュラーシーズン(RS)首位突破ながら第1戦で敗戦し後がない大阪Bは、セッター(S)永露元稀、オポジット(OP)西田有志、アウトサイドヒッター(OH)ミゲル・ロペス、トーマス・ジェスキー、ミドルブロッカー(MB)山内晶大、ラリー・エバデダン、リベロ(L)山本智大をスタメン起用。対するRS4位の愛知は、S関田誠大、OP宮浦健人、OHリカルド・ルカレッリ、トリー・デファルコ、MB高橋健太郎、村山豪、L小川智大と第1戦と同じメンバーを起用した。

第1セットは、大阪Bが西田のサービスエースやロペスのブロックアウトなどで8-5と幸先良く先行したが、中盤以降は展開が一変した。愛知は、9-11から高橋のクイックやデファルコの強打など3連続得点で逆転。14-13の場面では、前日のヒーロー宮浦のサーブで4本のエースを含む6連続ブレークに成功。一気に突き放すと、最後はセットポイントで相手のサーブがアウトとなり、愛知が25-16で先取した。

大阪B対愛知 第1セット 強烈なスパイクでブロックアウトを誘う大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第1セット 強烈なスパイクでブロックアウトを誘う大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第1セット タイミングが合わずスパイクを空振りする大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第1セット タイミングが合わずスパイクを空振りする大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第1セット タイミングが合わずスパイクを空振りする大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第1セット タイミングが合わずスパイクを空振りする大阪B西田(撮影・和賀正仁)

第2セット

第2セットは、愛知が前セットの勢いそのままに序盤から主導権を握った。米国代表のトリー・デファルコが手の付けられない状態に。何度も難しい体勢からアタックを決めきり、7-4とした。

大阪Bもトーマス・ジェスキーのサービスエースなど5連続得点で11-9と逆転したが、愛知は宮浦健人、高橋健太郎の連続ブロックなど3連続点で14-12と再逆転に成功。その後は一進一退の攻防が続いたが、大阪Bがジェスキー、ミゲル・ロペスの両外国人のスパイクが正確に決まり、先に20点台に突入。相手のミスでセットポイントを握ると、最後はジェスキーが押し込み、25-22。大阪Bが逆転でセットカウントを取り返した。

大阪B対愛知 第2セット ラリーを制し喜びあう大阪Bの選手ら(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第2セット ラリーを制し喜びあう大阪Bの選手ら(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第2セット サーブを決めた選手に向かいガッツポーズする大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第2セット サーブを決めた選手に向かいガッツポーズする大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第2セット ラリーを制しガッツポーズする大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第2セット ラリーを制しガッツポーズする大阪B西田(撮影・和賀正仁)

第3セット

セットカウント1-1で迎えた第3セットは、立ち上がりから大阪Bが押した。前セットに続いてミゲル・ロペスやジェスキー・トーマスのスパイクが効果的に決まり、11-6とリードを取った。中盤には4連続失点で14-12まで詰められたが、ここまで調子が上がらなかった西田有志が発奮。18-13でブロックを決めると、20-14から迎えたサーブローテでは3本のサービスエースを含む4連続ブレークに成功。セットポイントを奪うと、最後も西田。スパイクを決め、25-15で10点差をつけてこのセットを奪った。大阪Bの2-1。

大阪B対愛知 第3セット 連続してサービスエースを決めほえる大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第3セット 連続してサービスエースを決めほえる大阪B西田(撮影・和賀正仁)

第4セット

大阪Bのセットカウント2-1で迎えた第4セットは、大阪Bがミゲル・ロペスの連続ブロックなどで12-9と先行した。愛知も、ここまで見せ場を作れなかったリカルド・ルカレッリのスパイクが決まり始める。中盤に3連続得点で15-15と追いつくと、18-19の場面でルカレッリがサービスエースをさく裂。トリー・デファルコの技ありスパイクなどで21-20と前に出た。その後は、取って取られての展開が続き、ジュースに突入。24-25と先にマッチポイントを握られたが、宮浦健人の強打、相手のタッチネットで逆にセットポイントを取ると、最後はデファルコがバックアタックを決めて27-25。愛知が土壇場でセットカウントを取り返し、2-2で最終第5セットに突入した。

大阪B対愛知 第4セット ボールに飛び込み懸命に返す大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第4セット ボールに飛び込み懸命に返す大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第4セット ボールに飛び込み懸命に返す大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 第4セット ボールに飛び込み懸命に返す大阪B西田(撮影・和賀正仁)

第5セット

最終第5セットも、お互いに点を取り合う息詰まる攻防となった。6-6の場面では、愛知がつなぎにつないでトリー・デファルコのスパイクにつなげ、勝ち越し成功。一方の大阪Bも7-7の場面で西田有志がサービス-エースを決めるなど、流れを渡さない。だが、11-11の場面で試合が動いた。デファルコのスパイク、ブロックで愛知が前に出ると、宮浦が強打を決めて一気にマッチポイントを取った。最後はデファルゴが決めて15-12。セットカウント3-2で、愛知がレギュラーシーズン(RS)首位突破の大阪Bから連勝で決勝進出を決めた。

大阪B対愛知 ファイナル進出を決め喜ぶ愛知の選手ら(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 ファイナル進出を決め喜ぶ愛知の選手ら(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 ファイナル進出を決め喜ぶ愛知の選手ら(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 ファイナル進出を決め喜ぶ愛知の選手ら(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 ファイナル進出ならずぼう然とする大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 ファイナル進出ならずぼう然とする大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 試合後、愛知のデファルコと抱き合う大阪B西田(撮影・和賀正仁)
大阪B対愛知 試合後、愛知のデファルコと抱き合う大阪B西田(撮影・和賀正仁)


【イラスト】男子バレーSVリーグ・チャンピオンシップ勝ち上がり
【イラスト】男子バレーSVリーグ・チャンピオンシップ勝ち上がり