25年日本選手権王者のフォルティウスが、26年ミラノ・コルティナ五輪への道をつないだ。初日の2連敗から、第2日は2連勝。2勝2敗で3チームが並ぶ大混戦を演出。2位として3位ロコ・ソラーレとのタイブレークに駒を進めた。22年北京五輪を阻まれたライバルと負ければ終わりの決戦へ、スキップ吉村紗也香(33)が闘志を燃やした。勝てば1位突破のSC軽井沢クとの決定戦に進出。12月の五輪最終予選(カナダ)の切符を目指す。男子はSC軽井沢クが3勝目を挙げ、日本代表に決まった。
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ロコ・ソラーレは、勝てば自力で決定戦だったが、2連敗でフォルティウスとの負ければ終わりのタイブレークに回る。DSCでは最下位の3位だった。それでもスキップ藤沢五月は「想定通りです」と冷静。右手には英語で「私はいいカーラー、私は自信がある」と書き込み、試合に臨んだ。7月には同じ会場で大会日程に即した実戦練習を敢行。タイブレークも想定した8試合をこなしており「私たちも無駄に崖っぷちに追い込まれてきた訳ではないので」と構えていた。
◆順位決定方式 勝敗数で上位2チームが決定戦に進出。3チームが並んだ場合は、各試合の前に先攻、後攻を決めるために行われる「ラストストーンドロー(LSD)」をもとに算出する「ドローショットチャレンジ(DSC)」で順位を決める。LSDは、チームの代表者2人が1投ずつ投げて、2投の合計でより円心に近いチームが有利な後攻でスタートするもの。ゴルフに例えれば「ニアピン勝負」。各試合のLSDから悪い数値2つを除いた平均値がDSC。大会を通じて「ニアピン勝負」でいい成績を出したチームが1位で決定戦へ、2、3位はタイブレークを実施する。


