<競泳:日本選手権>◇4日目◇5日◇東京辰巳国際水泳場

 男子自由形の実力者、24歳の内田翔(群馬ヤクルト)が今大会後に引退することを明らかにした。2009年世界選手権200メートルで4位の実力者は自由形でのロンドン五輪出場の可能性が消え「楽しい競泳人生だった。最後に北島康介という男と一緒に五輪に行きたかったが、精いっぱい応援したい」と話した。

 また04年アテネ五輪男子400メートルメドレーリレーでアンカーを務め、銅メダルを獲得した28歳の奥村幸大(イトマンSS)も「自分の力がなかった。やり残したことはない」と、所属先と進退を相談する意向を示した。