<水泳世界選手権>◇第14日◇2日◇バルセロナ◇男子200メートル平泳ぎ決勝

 期待のメダル獲得はならなかった。山口観弘(東洋大)が2分09秒5で全体7位、ロンドン銅メダリストの立石諒(ミキハウス)は、2分10秒28で全体8位に沈んだ。

 レースを終えた世界記録保持者の山口は「すごく悔しいです。3年後のオリンピックにつながると思うし、今、世界との差が2秒以上あると認識して緊張感をもってこれから練習していきたい」と悔しさを押し殺した。

 いっぽう立石も「これが今の僕の実力かな、と思います。(ロンドン)五輪が終わってからいろいろなことがあった。続けようか迷ったけど、この雰囲気の中で泳ぐことができてうれしい。いいレースをもうちょっとしたかったけど、この気持ちを忘れずに練習していきたい」と出直しを誓っていた。