<水泳世界選手権>◇第13日◇1日◇バルセロナ◇男子200メートル個人メドレー決勝

 大会初出場の瀬戸大也(JSS毛呂山)は1分58秒45で7位となった。「決勝でタイムを上げられずに、順位も落としてしまい悔しい」と唇をかんだ。準決勝では自己ベストを更新する1分58秒03を出し、全体6位で決勝に進出していた。

 後半型で、序盤にどれだけ追走できるかが勝負の分かれ目だった。100メートルの折り返しは6位。得意の後半に期待がかかる順位だったが、平泳ぎと自由形で伸びきれず、そこから順位を落としてしまった。

 得意は昨年の世界短水路選手権で優勝した400メートル個人メドレーになる。小学生時代から競い合うライバルで親友の萩野を上回るチャンスも十分にある。「400メートルで自己ベストを出して、納得いくレースをしたい。コンディションを整えていきたい」。2人での表彰台も視野に、最終日の勝負レースに照準を合わせていく。