<世界バレー2010女子:日本3-2米国>◇3位決定戦◇14日◇代々木第1体育館

 世界ランク5位の日本が銅メダルを獲得した。同2位で北京五輪銀メダルの米国を3-2のフルセットで下し、世界選手権では78年サンクトペテルブルク大会以来32年ぶりのメダルとなった。

 日本は第1セットを18-25と大差で落としたが、途中から投入された石田瑞穗(22=久光製薬)がスパイクで活躍。第2セットを接戦の末に25-23で奪った。続く2セットは第3セットが米国、第4セットは日本と分け合い、最終セットにもつれ込んだ。

 最終セットは3オールから、木村沙織(24=東レ)のサーブがさく裂。5-3とリードを奪うと、そのままリードを広げ、最後は木村のスパイクを米国がブロックアウトでメダルが決まった。