阪神に“岩石問題”が発生している! …って、別に発生していませんが、記者の間では「ややこしいなあ」と結構、頭を悩ませている。

 何のことか。今季の先発ローテーション枠を巡る争いで登場する投手の名前のことです。

 メッセンジャー、能見、藤浪は本決まり。それに続くのが、まず左腕の岩田です。ここも間違いない。そこに次ぐ5番手以降の争いがギリギリまで決まらないようだが、ここからが問題なのです。

 まず右腕では、メキメキ評価を上げている5年目の岩本。そこにルーキーの石崎が挑戦している。次に左腕はそろって2年目の岩崎、岩貞がいる。

 もうお気づきでしょう。昨年までは岩田、岩本、岩崎、岩貞と4人の「岩●」という選手がいた。あるコーチは「ややこしいので内部ではイワ1、イワ2、と読んでいます」と話していたが、今年はそこに石崎が加わり「●崎」も2人存在することになった。

 これは、もうややこしい。同じような名前でも投手と野手とか、ポジションが違えば、そうでもないのだが、みんながみんな投手で、しかも競争中とくる。

 こうなると首脳陣が取材に応える際に言い間違いでもしたら、もはや、何が何だか分からなくなるわけです。もちろん、書き間違いも気をつけないと。開幕前に大きな問題ですわって、そうでもないか。