宇部鴻城(山口)が、力の差を痛感して初戦敗退した。

 大阪桐蔭との初戦で1回に大量5失点。先発の早稲田玲生投手(3年)が1死も取れず打者5人に2安打2四球など5失点で1回途中降板。わずか21球で終わった。「気持ちの面で攻められなかった。技術よりも気持ちを強くして夏に帰ってきたい」と下を向いた。

 プロ注目の主将、嶋谷将平内野手(3年)も4打数無安打、守っても失策をするなど力を出せなかった。「結果を求めすぎました。もっとレベルアップしないといけない。初回から100%以上の力を出さないとダメだと思う。もう1度、夏に甲子園に戻ってきてチャレンジしたい」と雪辱を誓った。