今秋ドラフト候補、新庄(広島)田口麗斗(かずと)投手(3年=写真)が16日、大阪・茨木市で履正社(大阪)との練習試合に登板、8球団15人のスカウトが集結した。

 最速145キロの直球とスライダーを操る左腕で、今春県大会準決勝・広島工戦で17奪三振完封。スカウト間で桐光学園(神奈川)松井裕樹(同)に続くと言われる逸材。春の近畿王者に9安打5奪三振4失点逆転負けも「小柄だが、それを補う横の角度もある」(中日中田スカウト部長)と絶賛。田口は「制球に自信がありますが、より制球の大切さを勉強できた」と語った。