<中日6-0横浜>◇9日◇ナゴヤドーム

 横浜は前回の対戦でも完封された中日先発の吉見一起投手(26)に手も足も出ず、わずか3安打、二塁さえ踏めなかった。2時間12分の試合時間で敗れて4連敗。今季の勝率は昨季を下回る3割3分で、このペースで残り35試合を引き分けなしでいくと4年連続で90敗に達する計算だ。防御率1点台の吉見を相手に、先発の小林太志投手(28)が一回にブランコへ不用意に直球を2球続けて2ランを浴びた。尾花高夫監督(54)は「あの2点はいただけない。論外だ」と嘆くしかなかった。