西武は21日、高山久外野手(31)と阪神川崎雄介投手(31)との交換トレードが成立したことを発表した。

 西武は勝ちパターンで力を発揮した左腕のウィリアムスが故障で離脱。左のリリーフが手薄なチーム状況で、経験豊富な川崎に白羽の矢を立てた。一方の阪神も右打ちの外野手が補強ポイントで、両者の思惑が一致した。埼玉・所沢の球団事務所で取材に応じた鈴木球団本部長は「うちは左ピッチャーが1、2枚足らなかった。(高山には)他球団で心機一転、頑張ってもらいたいです」と話した。