阪神高寺望夢内野手(24)が存在感を高めている。
3日の巨人戦(甲子園)でプロ初の「1番」に抜てきされると4試合連続でリードオフ役を担った。6日の中日戦(バンテリンドーム)では高橋宏斗投手(23)から決勝の1号2ランを放った。
左手首を骨折した不動の「1番中堅」近本光司外野手(31)の代役だ。当初は福島圭音外野手(24)や岡城快生外野手(22)が1番に入ったが、経験で勝る高寺も機能している。
打率2割6分2厘(規定打席未満)に対して、出塁率は4割1分8厘という高水準。NPBが公表しているボールゾーンスイング率27・5%はチーム上位。55打席で12四球という四球率の高さに表れている。
昨年から取り組む外野守備も進境著しい。もともとは遊撃手。内野手ならではのフットワークとスローイングが、数字に表れないところでも効いている。6日の中日戦では4回先頭の福永の打球を素早く処理。単打で食い止めた。高橋遥人投手(30)の二塁も踏ませない完封劇に貢献した。
佐藤輝明内野手(27)を筆頭とした20年秋の「神ドラフト」で、最下位の7位指名を受けた。昨年、左翼の準レギュラーとして台頭。6年目はまた1段上のプレーを見せている。



