<阪神0-6DeNA>◇13日◇甲子園

 阪神先発の秋山拓巳投手(22)が4回に突然、乱れた。3回までは丁寧にコーナーを攻めて無失点。4回、先頭山崎が三塁新井良を強襲するライナーの二塁打で出塁すると、モーガンとブランコに連続適時打を許した。

 さらに、無死一、二塁のピンチが続く。金城に2球で追い込んだあとの3球目内寄り直球を完璧にとらえられ、右翼席に運ばれた。この回、一気に5失点し、試合を壊した。「3回裏の自分のバントミスを引きずったまま、4回のマウンドに上がってしまい、あっさりと点を与えてしまいました。チームに申し訳ないです」。6月30日広島戦(甲子園)以来、今季3度目の先発機会を生かせなかった。