<東京6大学野球:早大6-0東大>◇第2週第1日◇20日◇神宮

 早大のエース有原航平投手(3年=広陵)が今季初登板で快投を演じた。最速151キロの速球に100キロ台のスローボールも織りまぜ、6回まで完全試合ペース。7回1死後、東大・飯田に134キロのカットボールを右前打され、大記録達成の望みは断たれた。この回で降板したが、7回2安打7三振で今季初勝利を挙げた。

 有原は「(記録は)意識してなかった。いつか打たれると思っていました」と淡々と振り返り「5試合投げたら、5試合勝ちたい」と勝ちにこだわる投球を強調していた。