<横浜5-9巨人>◇14日◇横浜

 横浜藤江均投手(23)がプロ2戦目にして強烈な「洗礼」を受けた。デビュー戦で7回途中1失点に抑えた巨人打線に、1本塁打を含む7安打を浴びて4失点。3回もたずにKOされて初黒星を喫した。前回好投した後は「やられたらやりかえす」と威勢良くリベンジを誓っていたが、返り討ちに遭い「毎回、先頭打者を出して、無駄な四球でリズムを悪くしてしまった」と反省せざるを得ない内容だった。

 杉本投手コーチは「攻める気持ちがない。変化球中心に考えすぎていた」と厳しく言い放った。前回効果的だったチェンジアップを多投したが、強風の影響もあり、軸となる速球の制球が定まらなかった。2度目の対戦で研究してきた相手に打ち込まれるのも当然だった。

 もう1つ「勉強」すべきことがあった。ベンチに戻った際にグラブをたたきつけた行為を、福沢バッテリーコーチが激しい口調で注意した。「悔しい気持ちは分かるが、考えてほしい。チームはまだ勝敗が決まっていないんだし」と同コーチ。試合後にも話し合いを持ったという。

 大矢監督は「今回は球が高くキレがなかった」としながらも、23歳の右腕には「2軍落ち?

 ないよ。あれだけイキの良い投手だから楽しみ」と敗戦にも失望感は表さなかった。藤江は「次がもしあるとするなら、自分のピッチングがしっかりできるよう努力します」と謙虚に話していた。【高宮憲治】

 [2009年5月15日8時3分

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